仮想通貨 / 解説

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仮想通貨詐欺の典型パターン ─ 「内部情報」「上場前」「LINE紹介」の構造

仮想通貨詐欺は手口を変えながら毎年新しい顔で出てくる。
でも、入口・滞留・回収の3フェーズという骨格はほぼ同じ。先に構造を知っておくと、初手で気づける。

更新2026-05-25 編集しら

3フェーズで設計されている

本サイトに集まった仮想通貨詐欺の被害体験を並べると、ほぼ全ての案件が以下の3フェーズで動いている。

入口フェーズ:信頼の獲得

「あなたにだけ教える」「内部情報」「上場前」「マッチングアプリで知り合った」など、特別感と信頼を演出する起点。最初は小さな利益を実際に出させて、信用を積ませる。

滞留フェーズ:追加投資の誘導

LINEグループ・テレグラムで他の参加者の入金スクショを流し、社会的証明を演出。「最終枠あと3名」「ボーナス追加」で焦らせて、追加入金を引き出し続ける。

回収フェーズ:消失

「上場延期」「KYC審査再実施」「税金支払いが必要」などの理由で出金を遅延させた後、LINEグループごと消滅。送金先口座も別人名義に変更されている。

入口で必ず使われる4キーワード

以下のキーワードが2つ以上重なって出てきたら、その時点で関与しない判断をする。

  • 「あなただけ」「特別」「限定」:希少性を演出して判断を急がせる手口
  • 「内部情報」「上場前」「IPO前」:未公開銘柄への個人勧誘はほぼ全部詐欺
  • 「LINEグループで限定公開」「テレグラムで限定情報」:いつでも消せる連絡手段に閉じ込める
  • 「3ヶ月で10倍」「年利200%」など極端なリターン:実現可能性ゼロの数字を出して興奮させる

滞留フェーズの典型演出

  1. LINEグループの「他メンバー」のスクショ:実在する保証はゼロ。サクラの可能性が高い
  2. 毎日の「進捗報告」:投稿の頻度自体が、参加者を離脱させない目的の演出
  3. 「最終枠」「あと3名」のカウントダウン:FOMOを刺激して追加入金を引き出す
  4. 「上場延期+ボーナス追加」:延期を理由に追加入金させる、最終回収前の典型フェーズ

滞留フェーズが長引くほど、追加入金額は雪だるま式に増える。
「上場延期」の連絡が来た時点で、それまでの入金分は諦める判断が早ければ早いほど、被害総額は小さい。

回収フェーズで気づくサイン

以下のうちひとつでも当てはまったら、ほぼ確実に詐欺。即時に被害届の準備と弁護士相談へ動く。

  • 出金時に「税金」「手数料」「KYC再審査費用」など追加送金を要求される
  • LINEグループの参加者が「メンバーが見つかりません」表示になる
  • 管理者のLINE個別チャットも「アカウントが存在しません」になる
  • 送金先の銀行口座を調べると、別人名義に変更されている
  • 会社の登記情報が確認できない・所在地が貸オフィス

この3フェーズが実際に動いた被害体験

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